
ホッパーフィーダーは、ワークを振動させることで一定の方向に決まった姿勢にそろえて供給する機械であり、組み立て機や包装機などで使われています。
ワークは整列させる対象物のことです。
具体的には自動車部品や精密機械、電子部品などが含まれます。
ホッパーはボール内のワーク数の不足を検知し、自動的に補充する機能を持ちます。
一定量を保つために排出能力を安定させています。
ホッパーフィーダーにはボウルという容器がついていますが、これがあることによってワークの方向や姿勢を整えることが出来ます。
ホッパーフィーダーのメリットを大きくするためにはアタッチメントを使用することが大切です。
これはボウルに対して様々な仕掛けや表面処理を行うために使用されます。
フィーダー制作の際に最も知識と経験を必要とする部分であり、専門業者に依頼することも有効です。
フィーダーを任意で操作するためにはコントローラーを用いることも選択肢に入ります。
コントローラーにはいくつかの種類がありますが、インバーター式のものを採用している事業所が多いです。
共通メーカーにしておくと不具合が出にくいですが、昨今では別のメーカーに対応するコントローラーも増えています。
振動させて部品を供給するタイプだけでなく、電磁で制御するタイプのものもあります。
電磁の方がより細かい制御ができるという点で便利ですが、そのためには電気の供給が必要となるので注意しておきましょう。